ポリエチレン
エチレンの重合体(ポリマー)であり、もっとも簡単な構造の高分子化合物である。
組成上は同じポリエチレンでも、その構造によって性質が異なってくるため、密度や分子量で数種類に分類される。
高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)などがあります。
共通するのは、食品衛生性、低温特性(低温環境でも脆くなりにくい)が優れている点。
高密度ポリエチレン HDPE (High Density Polyethylene)
硬質ポリエチレンともいう。 比重0.942以上
用途:洗剤容器、水道・ガスパイプ、魚網・漁船用ロープ、レジ袋、ビールケース
低密度ポリエチレン LDPE (Low Density Polyethylene)
軟質ポリエチレンともいう。 比重0.91〜0.92
用途:ホース、食品包装、ゴミ袋、内包緩衝材(プチプチ)、マヨネーズ容器
直鎖状低密度ポリエチレン LLDPE(Linear Low Density Polyethylene)
比重0.910〜0.925。
透明度や外観は低密度ポリエチレン(LDPE)より若干劣る。耐ピンホール性には優れる。
剛性や柔軟性はHDPEとLDPEの中間に位置する
用途:L-LDPEの75%はフィルムとして使用されている。食品包装やショッピングバッグなどから、米・砂糖・塩袋やセメント袋など比較的重量があるものを入れる重袋にも適用される。
ポリエチレンフィルム
弊社では、LDPE樹脂のフィルムをインフレーション法で製膜しています。
※コロナ処理 全号機着いてます。(チューブの両面に可能)
※コロナ処理はインラインで掛けた方が、処理度が上がります。
※社内で製袋していますので、納期はもちろんのこと、安定した品質の商品をお届けできます。
※クリーンフィルムの製品案内も参照下さい。
製膜できる規格 |
*全ての製膜機にインラインカメラが設置されています。 |
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袋製品の重量計算
巻き取り品の重量計算
- ■その他の巻き径や、重量の計算
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